サリンミサイル(北朝鮮)の拡散範囲と対策とは？東京の被害想定と対処法！

北朝鮮が弾道ミサイルにサリン弾を搭載して着弾させる技術を持っていることが改めて注目されています。

ではサリン弾頭の威力は果たしてどのくらいなのでしょうか。

今回は、北朝鮮のサリンミサイルの拡散範囲と対策、そして東京にサリン弾が落ちた場合の被害想定と対処法の水について見ていきましょう！

北朝鮮のサリンミサイルの拡散範囲と対策！

シリア「サリンガス大量虐殺の真相」と迫る北朝鮮Xデー(2、3) https://t.co/1qx1Rkm9Lb
在英のシリア人権監視団の捏造情報を信じる日本のメディアと有識者の愚 pic.twitter.com/HjXU7GVMi2

— hikaru（脱原発に一票） (@hikaru358) 2017年4月16日

まず北朝鮮のサリンミサイルの拡散範囲について見ていきましょう。

サリン弾は着弾後か迎撃後空中でサリンが飛散した場合には上昇気流に乗って広範囲に拡散してその威力を失ってしまうと言われています。

また、着弾時に雨によって流されたり、屋内にいて窓を閉めて密閉した状態でいると被害はすくないようです。

したがってサリンミサイルの拡散範囲は非常に狭く限定的であると言うことができます。

サリンなどの化学兵器の屋外での威力は低いといわれており、

屋外利用で威力の発揮が期待できないサリンなどの化学兵器は弾道ミサイルとの相性は悪く、北朝鮮が使用する可能性も低いと言われています。

サリンミサイルの言葉のインパクトが大きいので動揺して不安になりがちですが、サリンの屋外の拡散については他の弾頭と比べてそこまで被害は大きくないので落ち着いた対応が大切だと言えるでしょう。

サリン弾などの化学兵器が搭載されたミサイル使用の情報があれば、ますはマスクなどで口を防護してください。

NBC対策用のマスクがあればいざという時に安心ですね。

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東京にサリン弾が落ちた場合の被害想定と対処法

つづいて東京にサリン弾が落ちた場合の被害を想定してみましょう。

繁華街にサリン弾が落ちた場合には落下地点周辺にいた人を中心に被害が出ることは予想されます。

しかし、郊外や人のまばらな場所にサリンミサイルが着弾もしくは空中で迎撃された場合には、サリンは一瞬にして空気中に拡散し希薄化されるため、被害は少ないでしょう。

そうは言ってもサリンが劇薬であることに変わりはないので、北朝鮮がサリン弾を発射した疑いがある場合には、屋外にいる場合には屋内(できれば頑丈な建物や地下室)などに直ちに避難してください。

もし屋外にいて避難場所が遠い場合には、口をハンカチなどで押さえながらなるべく風下に向かいながら移動することをオススメします。

また、サリンを浴びたおそれのある場合は直ちに大量の水で除染し、PAMやアトロピンなどの解毒剤を早めに投与してください。

サリンを洗い流す時には重曹を風呂に入れてアルカリ性にしてから洗ってください。

なぜならサリンはアルカリで加水分解が進むといわれており、石鹸でも弱酸性のものはほとんど効果がないと言われていますのでお気をつけください。

また防護マスクの使用も効果的ですが、防護マスクがない場合には風邪用マスクを水で濡らして使用しても一定の効果があるようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

以上、北朝鮮のサリンミサイルの拡散範囲と対策、そして東京にサリン弾が落ちた場合の被害想定と対処法について見てきました。

サリンミサイルの拡散範囲はおおきくないとはいえ、直近でサリンを浴びると死に至る猛毒ガスであることに変わりがありません。

ですので、再度繰り返しますがサリンの発生が予想される場合には、毒ガスマスクの使用や口をハンカチで押さえるなどの対策が必要でしょう。