北朝鮮の金正恩とアメリカトランプのチキンレースがとまりませんね。
しかし、
トランプ大統領も
正恩と同じレベルで争っても仕方ない
と感じているのは私だけでしょうか・・・
とはいえ、
北朝鮮のグアムへのミサイル「火星12号」発射準備が進んでいるのは事実です。
今回は、
「火星12号」の威力と射程距離や被害範囲、読み方、そして北朝鮮ミサイルの速度や高度と軌道グアム攻撃の目的についてツイッター画像で見ていきましょう!
火星12号の威力と射程距離は?
北朝鮮の金正恩から
「話しにならない」
というコメントを引き出したトランプ大統領・・・
この地球上で
”正恩にだけはいわれたくないセリフ”
ですよね。
・・この挑発行為がアメリカの戦略の一環であるのならいいのですが、個人的にはアメリカが北朝鮮相手に同じ目線で争っているようにしか見えないのが悲しいところです・・
トランプ大統領、北朝鮮牽制「米国脅かせば炎と怒りに直面」→北朝鮮「弾道ミサイルをグアム周辺に向けて発射する作戦を検討」と警告【無慈悲なチャーハン合戦 – https://t.co/YDKvjFlO3A pic.twitter.com/EazGDspm2p
— メラ速報 (@merasoku) 2017年8月9日
それでは、今回
北朝鮮がグアム沖に向けて4発同時に発射すると宣言している
「火星12型」
について見ていきましょう。
火星12型の読み方は文字どおり
かせい12
です。
「ファソン12」とも呼ばれていて朝鮮語では
화성-12
だそうです。
北朝鮮「火星12」は新型エンジン搭載 韓国国防省:朝日新聞デジタル https://t.co/H3C8g8Guyt
— cova nekosuki (@covanekosuki) 2017年7月4日
火星12型は、新型の中距離弾道ミサイル(IRBM)で
2017年5月14日
に日本海に向けて発射されたのが最初の使用といわれてます。
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この時、この中距離ミサイルをロフテッド軌道で飛ばしたことで日米に衝撃を与えました。
アメリカ本土にも届く可能性のあるミサイルを北朝鮮は開発してしまったと・・・
火星12型の威力について見ていきましょう。
火星12型は、
大型の核弾頭の搭載
が可能だといわれています。
なので、かりに
核弾頭やサリン弾を搭載した火星12型が都市部などに発射されたら想像を超える被害が予想されます。
ただ現時点ではミサイルに搭載できるサイズの核弾頭の小型化は実現できていないというウワサですが・・・
なので核弾頭などが装填されていなければ、これまでの発射実験?と同様に迎撃しなくても海に落下するだけなのかもしれません。
しかし、将来的に
核兵器の精度の工場や小型化とミサイルの増産をすすめている北朝鮮なので大変危険な状況であることに変わりはありませんが・・・
「火星12型」は新型液体燃料エンジンを使っていて射程距離は
約5,000km
といわれています。
【ニュース特設:緊迫 #北朝鮮情勢】北朝鮮軍は、グアム島周辺への包囲射撃計画の詳細を発表。4発同時に発射し、日本の島根県、広島県、高知県の上空を通過させ、グアム島周辺の海上に落とす予定で、計画を今月中旬までに完成させるとしている。https://t.co/3OwyM15EYC pic.twitter.com/TyE94oEMRt
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年8月10日
北朝鮮の元山からグアムまでの距離は
3325km
といわれているので、グアムは確実に「火星12型」の射程圏内といえるでしょう。
「火星12型」のエンジン構成はメインエンジン1個に補助エンジン4個です。
補助エンジン全部を使用したときの射程はなんと
約13,000km
にまで及ぶといわれています。
これってもはやICBM(大陸間弾道ミサイル)ですよね・・・
ところで、
グアムに到達可能な弾道ミサイルの発射を予告されているにもかかわらず、
でも前から予約してるから・・
北ミサイルめぐり「本当に腹立たしい」グアムへの旅行客ら、北朝鮮の言動に怒り https://t.co/TrYabtNTDq pic.twitter.com/15SM3vSwzR
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2017年8月10日
って行っちゃうんですか・・・
日本人の危機管理能力にちょっと疑問を感じてしまったのは私だけでしょうか?
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北朝鮮ミサイルの速度や高度と軌道
つづいて
「火星12型」の速度をみてみましょう。
火星12型の最大速度は
マッハ16
だそうです。
ちなみに、
アメリカのTHAAD迎撃ミサイルの最大速度は
マッハ8.24
なので、撃ち落とせるわけがないとおもいました。
が、
最大速度に達するのは高度50km以上なので、そこまでの低高度で迎撃可能だそうですが・・・果たして本当なんでしょうか?!
北朝鮮の「ミサイル技術」、金正恩政権で急速に進化
「火星12号」「ムスダン」「北極星」はいずれも金正恩政権下で開発された新世代のミサイル。2017年4月の軍事パレードに登場。これらのミサイルはいずれも発射実験に成功しているロイターhttps://t.co/kBUdt4aYMW pic.twitter.com/wgv5G58mMB
— 彩樹 (@saki_1990_) 2017年8月10日
火星12型の最高高度ですが、5月14日の実験ではロフテッド軌道で
高度2000km
を超えています・・・
って・・完全に宇宙空間ですよね。
なので、
この高度での迎撃は基本的に不可能だといわれています。
ちなみに、国際宇宙ステーションが
高度400km
なのでその脅威が理解できるかとおもいます。
しかし、
今回のミサイル落下目的地のグアムは
3325km
の距離があることから高角のロフテッド軌道ではなく、正常角(30度から40度)で発射することが予想されます。
↓ ↓
ロフテッド軌道ミサイルのSM3の迎撃可能性は?高度と落下速度を調査!
しかし、そもそも
なぜ北朝鮮はグアムに向けてミサイルを発射しようとしているのでしょう?
グアムは北朝鮮攻撃の際の米海軍の出撃ポイントであり、アメリカ陸海空軍の基地がある太平洋エリアで最も重要な米軍の軍事拠点であるといえます。
なので、
金正恩にとってグアムは戦略上最も気になる場所の一つだからでしょうね・・
↓ ↓
北朝鮮のグアムへの核ミサイル攻撃はいつ?日本の被害の可能性と危険性は?
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まとめ
いかがでしたか。
以上北朝鮮の新型弾道ミサイル「火星12号」についてみてきました。
いずれにしても
8月上旬から下旬にかけてはグアムを中心に世界平和にとって余談を許さない状況であることに変わりありません。
今、
今後の米朝のグアムをめぐる動向を世界中が固唾をのんで見守っています・・
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