Selamat siang!(こんにちは)
最近
インドネシアをはじめ東南アジア各国のテロの危険性が高まってきています。
イギリスでもイスラム国(IS)の関係したテロが連続して起こっており、
余談を許さない状況です。
果たして、
今後インドネシアでテロが起こる可能性はどれくらいなのでしょうか?
また近いうちにインドネシアでテロがあるのではといったウワサも現地では耳に入ってきます・・・
今回は、
インドネシアでのテロ事件の可能性と日本人への危険性やバリ島やジャカルタの危険な場所、そして2017年のインドネシア最新治安情勢とテロ組織情報をTwitter画像や地図で見ていきましょう!
インドネシア2017年最新治安情報!
それでは早速
インドネシアの最新治安情報を見ていきましょう。
ここ最近インドネシアの首都
ジャカルタでは毎年のようにテロ事件が起きています。
[日経]東南ア、「イスラム国」拠点化阻止 3カ国が海空で警備 https://t.co/0nNv5eXwxJ 【マニラ=遠藤淳】東南アジアで過激派組織「イスラム国」(IS)の影響力が拡大している。IS系過激派によるテロの頻発を受け、フィリピン、インドネシア、マレーシアは連携して… pic.twitter.com/Jf80qNiql0
— 5newspaper (@_5newspaper) 2017年6月7日
上の地図でもイスラム国(IS)の東南アジアへの影響力の拡大の流れが明らかです。
古来から、
海のルートを使ってインドネシア、マレーシア、フィリピン南部のミンダナオはイスラム化してきました。
このルートで、
宗教やアラビアの食生活などの文化は1000年以上の長きにわたって東南アジアに影響を及ぼし続けてきているのです。
なので
ここジャワ島のインドネシア料理は、中華料理やタイ料理よりもアラビアやインドの料理に近いのもそのためです。
一方、
インドネシアは人口の約88パーセントがムスリム(イスラム教徒)という世界有数のムスリム大国でもあります。
なので、
インドネシアのムスリムの人たちにとって世界の中心は
アラビアのメッカ(イスラム教の聖地)
なのです。
こういった理由から、
イスラム国とジェマァ・イスラミアのようなインドネシアのイスラム過激派が連携して活動しやすい土壌があるともいえるでしょう。
ただ忘れてはいけないのは、
インドネシアの一般のムスリムの人たちはとても真面目で誠実な人たちばかりです。
インドネシアに行く機会が多い。インドネシア人、みんないいヤツ。だからイスラム教にネガティブなイメージはない。テロ起こすようなおかしな奴らは、どんな宗教を信仰してもおかしいのだ。
— 千波躍人 (@jagd_tiger) 2017年6月9日
上のコメントにもあるように、
イスラム国のテロ組織とインドネシアの一般の善良なイスラム教徒はまったく違うことを私たち日本人は正しく認識することが大切だと個人的に思います。
最近のジャカルタでおきたテロ事件はコチラでまとめています。
↓ ↓ ↓
ジャカルタ2017年テロ事件の可能性は?日本人の危険性と治安情報!
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インドネシアのテロの可能性とテロ組織情報!
ところで今後、
インドネシアでテロが再発する可能性はどの程度あるのでしょう?
前項でも述べたとおり、インドネシアの歴史的的背景や現在の状況から見ても
ジャカルタがテロリストが入り込みやすい環境であること
に変わりはないでしょう。
ジャカルタで起きた自爆テロ、「2度の爆発」の意味にゾッとする https://t.co/uN3pmsCrIf @buzzmag_jpさんから
— とりすたん (@dodongo4056) 2017年5月27日
最近、
インドネシア政府はインドネシアに入国するすべての外国人の指紋をとったりして、テロリストの入国を防ぐ措置をとってはいます。
しかし、
日本などと比べるとチェック体制は不完全で依然としてテロの可能性は高いと考えざるをえません。
つづいて、
インドネシアのイスラム過激派組織について見ていきましょう。
インドネシアのイスラム教過激派では
ジェマァ・イスラミア
が2004年くらいまで活発に活動していました。
が、
バリ島の爆弾テロなどで逮捕者が多数出てその活動は縮小しています。
ただし、
ジェマァ・イスラミアの残党がイスラム国と連携して再び活動しているという噂もありますので、この点は注意が必要です。
過去に
バリ島でおきた自爆テロの詳細はコチラ!
↓ ↓
バリ島テロの危険性と2017年最新治安情報!日本人の多い場所はクタ?
ところで最近、
インドネシアではこのようなテロ予防の取り組みが行われています。
インドネシアの取り組み。テロの実行犯の子ども達が学校でいじめられたりして、子ども達もテロに向かい…という連鎖を断つため、そんな子達だけを集めた学校を設立。こういうことが欧米にできるか。
欧米の都市でテロがあったときだけロウソク掲げたり、そんなことよりもこういう構えのがずっと大事だ pic.twitter.com/OCUkKB0sPS— 山口 宏 (@YGrocker) 2017年6月6日
個人的に
こういった取り組みは長期的にみて、テロの発生を未然に防ぐためにはとても大切だと思います。
テロリストの子供をテロリストにしないために学校をつくること・・・
・・・確かにこのような考えは
移民や異教徒に排他的なヨーロッパでは珍しいようです。
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インドネシアをはじめとしたアセアン諸国は、いい意味でも悪い意味でも人々の考え方がゆっくりで穏やかなところがあるので、こういった取り組みができるのかもしれませんね。
その点では、
私たち日本人も彼らの
「Tidak apa apa(いいよ。いいよ。)」
的な考え方を見習いたいところです。
まとめ
いかがでしたか。
以上、インドネシアの最近の治安情勢とテロ事件についてグローバルな視点で見ていきました。
私は幸いにもここジャカルタで、
今までテロの脅威を身近に感じたことはありません。
ただ、
2016年のサリナデパートの隣のスタバでテロが起きたときは、私もよく行く店だったので衝撃を受けたことを思い出します。
今回の記事をまとめていて、
インドネシアのムスリムもイスラム国などの過激派のテロ行為に憤りを感じており、テロのない日が来ることを願う気持ちに国籍や宗教は関係ないと感じた今日このごろでした。
Sampai jumpa lagi ! (ではまた)
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