てるみくらぶの粉飾決算を検証！山田千賀子社長の逮捕(詐欺)の可能性は？

てるみくらぶが粉飾決算を3年前から続けていたことがわかりました。

今回は、てるみくらぶの粉飾決算と山田千賀子社長の逮捕(詐欺)の可能性について見ていきましょう！

てるみくらぶの粉飾決算が判明

【経営破綻した旅行会社「てるみくらぶ」が少なくとも3年前から粉飾決算を繰り返していたことが分かりました。決算書は目的別に複数、作成されていた】https://t.co/ZdW9E7fDZs#てるみくらぶ pic.twitter.com/Fkr17keDno

— 結音 (@myamuis1) 2017年3月29日

今、倒産返金騒動の渦中にある”てるみくらぶ”が３年前から粉飾決算を繰り返していたようです。

てるみくらぶは今から２年以上前の2014年9月期の時点で大幅な赤字に陥っていましたが営業経費などを意図的に圧縮することにより決算書上黒字を偽装していたようです。

その後も決算書の偽装工作（粉飾決算）は当たり前のように計画的に進められ2016年9月期決算では15億円以上の赤字にもかかわらず、意図的に決算書上のデータを偽装操作して1億1000万円の営業黒字にしています。

てるみくらぶは粉飾決算を積み重ねたあげく計画倒産を企て利用者の旅行代金を故意に集めてから倒産しました。

このような経緯から山田千賀子社長をはじめとしたてるみくらぶ経営陣は詐欺罪だけでなく背任罪も検討されるべきだと言った声が今上がりつつあります。

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山田千賀子社長の逮捕(詐欺)の可能性

今回のてるみくらぶの騒動で山田千賀子社長の逮捕の可能性はあるのでしょうか。

一般的な倒産の場合は破産法にしたがって手続きが粛々と処理されるところでしょう。

しかし、今回のてるみくらぶのケースでは計画的倒産や粉飾決算などの疑いが強いので一般的な破産法の処理とは別に刑事事件としても捜査される必要があると言われています。

てるみくらぶは計画的（故意）に利用者から旅行代金を受け取って、会社を意図的に倒産させその旅行代金をだましとったとも言えるので詐欺罪の要件は満たしていると言えるでしょう。

次に山田千賀子社長の逮捕の可能性ですが逮捕状（令状）による場合でも相当な証拠が必要ですし、そもそも逃走や証拠隠滅の恐れがなければ通常逮捕は難しいと言われています。

被害者が詐欺罪などで被害届けを出した場合は警察などの捜査機関の判断によって捜査が進められ、その後逮捕の必要があれば警察が裁判所に逮捕状の請求をすることになります。

そして裁判所から逮捕状が発行されると警察がその逮捕状（令状）を執行して被疑者を逮捕することになるのです。

どちらにしても”てるみくらぶ”と山田千賀子社長の経営責任は司法の場でも追求されなければいけない問題といえるでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

以上、てるみくらぶの粉飾決算と山田千賀子社長の逮捕(詐欺)の可能性について見てきました。

今回のてるみくらぶの倒産騒動の一番の問題は、粉飾決算などを積み重ねて計画的に会社を倒産させ、その破産計画にもとづいて倒産前に旅行代金一括キャンペーンをやっていることだと思います。

今回のてるみくらぶの倒産騒動は、被害者だけではなく社会的問題として国会や司法の場でもしっかり審議されなければいけない問題だと感じた今日この頃でした。