「わたしを離さないで」はイシグロカズオ原作!ドラマや映画のキャストや内容も!

昨年放送されたテレビドラマ「わたしを離さないで」ってご存知でしたか?

綾瀬はるかさん主演でその深い内容が評判でしたね。

じつはこの「わたしを離さないで」の作者は昨日ノーベル文学賞を受賞した

カズオ・イシグロさん

だったんですね。

というわけで今回は、

ノーベル賞作家カズオ・イシグロ(kazuo ishiguro)さん原作の「わたしを離さないで」のドラマや映画のキャストや内容、そしてあらすじを綾瀬はるかさんのツイッター画像などで見ていきましょう!

「わたしを離さないで」はカズオイシグロの作品だった!

昨年ブレークした綾瀬はるかさん主演のテレビドラマ「わたしを離さないで」が、

原作者カズオ・イシグロ(いしぐろかずお)さんのノーベル文学賞受賞

で再び注目されています。

「わたしを離さないで」の原作は2005年に出版された

カズオ・イシグロさん著作の長編小説

です。

原作は英語で書かれていて、タイトルは

「Never Let Me Go」

でした。

2006年には日本でも単行本として日本語訳版の「わたしを離さないで」として出版されています。

また、

2010年にはマーク・ロマネク監督で

映画

にもなっています。

映画ではイシグロカズオさんも

製作総指揮

という立場で撮影にもかかわるほどの力のいれようでした。

また日本では、

ドラマに先駆けて2014年に

  • 蜷川幸雄さん演出
  • 多部未華子さん主演

で舞台化もされていますね。

きっと、

この作品の深い内容を表現するのには舞台はうってつけなのでしょうね!

それでは、

小説「Never Let Me Go」のあらすじを見ていきましょう!

小説では、

1990年台末のイギリス

が作品の舞台です。

「介護人」キャシーは、ヘールシャムと呼ばれる施設で育てられた「提供者」達の世話をしている。そもそも、キャシーも生まれながらにしてヘールシャムで育った提供者である。施設を出て、大人となったキャシーは、閉鎖的なヘールシャムでの子供時代を回想していく。

ヘールシャムでの教育は、至って奇妙なものであった。「保護官」と呼ばれる教員達により「展覧会」に出展するための絵画や詩などを作る創作活動や、毎週の健康診断などが実施されていた。キャシーが12・3歳の頃、彼女にはトミーという親友がいた。彼は周囲の能力の差についていけずに教室内で度々癇癪を起こす生徒だった。しかし、ある日を境にトミーは騒ぎを起こさなくなり、それがキャシーにとっては疑問であった。ある日キャシーは、トミーに騒ぎを起こさなくなった理由について問いただす。彼は「保護官」の一人であるルーシーの影響だと語る。トミー曰く、ルーシーには絵を描きたくなければ描かなくてよい、と言われたという。またルーシーはヘールシャムの方針に不満を抱いていることがトミーの口から明かされる。この話を聞いた頃からキャシーは、ルーシーの事を注視するようになった。

キャシーが15歳になったとき、ヘールシャムでの最後の1年の出来事であった。ある雨の日、ルーシーは生徒の「映画俳優になりたい」という一言を耳にし、突如生徒を集めヘールシャムの真実を語る。「提供者」達は臓器提供のために造られ、摘出手術が終われば死ぬだけのクローンで、ヘールシャムを出るとすぐに臓器提供が始まるから将来の夢など無意味だという真実を。

参考元:https://ja.wikipedia.org/wiki/わたしを離さないで

ん〜・・なかなか重いテーマですね・・・

・・・この重いストーリーを抑制された文体で人間と社会の新たな関係についてえがいた本作はイシグロ・カズオさんの最高傑作という声もあれば、ワースト作品ともいわれ評価がわかれています。

スポンサーリンク

ドラマ「わたしを離さないで」のキャストと内容は?

ドラマ版の「わたしを離さないで」は

2016年1月から3月まで

放送されました。

原作ではイギリスが舞台でしたが、ドラマ版では日本です。

綾瀬はるかさんが演じる主人公の名前は

恭子

で、ヘールシャムは

陽光学苑

と日本っぽい味付けに変更されています。

ドラマのお話の進行は。

  • 第1話 – 第3話:陽光学苑編
  • 第4話 – 第6話:コテージ編
  • 第7話以降:希望編

の流れですすみます。

なお主演の綾瀬はるかさんはドラマの撮影前に渡英して、カズオ・イシグロさんと4時間以上の対談で疑問点などを解消しています。

重いテーマの作品なので、原作者とじかに話すことが大切だと綾瀬さんはかんがえたようですね。

なお、

ドラマ版「わたしを離さないで」のキャスティングは主演の綾瀬はるかさんのほかにも

  • 三浦春馬さん
  • 水川あさみさん
  • 真飛聖さん
  • 伊藤歩さん
  • 甲本雅裕さん
  • 麻生祐未さん

などそうそうたる顔ぶれですね。

テレビドラマ版「わたしを離さないで」まだの人はコチラからどうぞ

↓     ↓

まとめ

いかがでしたか?

カズオ・イシグロさんのベストセラー「わたしを離さないで」ですが、重いテーマを扱った重厚な作品だといえるでしょう。

なので、海外・日本とわず映画や演劇、そしてドラマなどの題材としてひっぱりだこなのもうなずけますね。

カズオ・イシグロさんの最終形の作品ともいわれている

「わたしを離さないで」

まだの人は小説、映画、テレビドラマのどれかからノーベル文学賞作家の作品を味わってみるのも芸術の秋的にもイイのではないかと感じた今日このごろでした。

今回ノーベル文学賞を受賞した原作者のカズオ・イシグロさんについてはコチラから!

↓          ↓

カズオイシグロがノーベル文学賞の理由は?経歴やおすすめ代表作も!

スポンサーリンク

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

このサイトのコメント欄は意見交換や情報提供の場として使ってください。お気軽にコメントお願いします! 

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA