今、世界中でWannaCrypt という新型ランサムウェアのサイバー攻撃被害が日本でも広がっています。
北朝鮮のサイバーテロという噂もでています。
それでは、
ランサムウェアWannaCrypt(Wannacrptor)の読み方、意味や原因、被害感染経路とウイルスバスター、ノートン、シマンテックなどの無料駆除方法、そしてiPhoneやアンドロイドなどスマホやPCの予防対策法と脆弱性削除ツールをチェックです!
WannaCryptの感染経路とウイルスバスターなど無料駆除方法
今、世界中の行政機関、企業、個人問わずWannaCryptの感染被害でテンヤワンヤです。
日本でも感染被害が少しずつ出始めているようです。
週末明けには企業などでこの新型ランサムウエアの感染が判明して被害が一気に拡大するおそれがあり警視庁でも注意喚起しています。
それでは
ランサムウェアとは何か見ていきましょう!
ランサムウェア(Ransomware)とは感染を利用して身代金を要求するコンピューターウィルスで身代金要求型ウィルスとも呼ばれています。
ウィルスに感染させることでパソコンやスマホを制御不能にして、ビットコインなどで金銭の支払いを要求する画面を表示する悪質なサイバー犯罪です。
トレンドマイクロは、新種の暗号化型ランサムウェア(WannaCry/Wcry)が、日本、米国、英国、台湾など世界各国を攻撃していることを確認しました。ランサムウェアの対策には修正プログラムの適用や、データの定期的なバックアップを行うことが重要です。 pic.twitter.com/lujQMin8cN
— トレンドマイクロ (@trendmicro_jp) 2017年5月13日
つづいて
WannaCryptとはなんでしょう?
WannaCryptは正式には「Wanna Criptor」で、
読み方は「ワナ・クリプター」です。
「Wanna cry」や「Wanna cry 2.0」ともいわれています。
WannaCryptは新型のランサムウェアで今急速に世界中に拡散している厄介なPCウイルスです。
各国の行政機関や企業などで現在被害が拡大しています。
感染経路ですが、
受信したメールに記載されたアドレスをクリックすることでWannaCryptに感染するようです。
先月中旬ころからすでに、ヨーロッパ、東南アジア、インドなど世界中でこのサイバー攻撃はじまったみたいですね。
急速にWannaCryptの被害が広がっている原因ですが、「ウインドウズ」の複数デバイス間のファイル共有機能の不具合を突かれたようです。
狙われたのは
マイクロソフトのサービスが終了したウィンドウズXP、ウインドウズvista、ウインドウズ7などの古いOSが主にターゲットにされているようです。
まだ会社や役所ではXP使っているところ多いですよね・・・
Windows10は大丈夫なのでしょうか?
今のところ
ウイルスバスターなどの無料駆除方法については情報がありません。
WannaCryptのような新型のウィルスの場合は発生当初はどうしてもウィルス・セキュリティー会社の駆除対策も後手後手にまわってしまいます。
具体的な駆除対策方法でましたら当ブログでもドンドン情報更新していきます!
また、
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)でもWannacryptの対処法情報が発信されていますので、ご活用ください。
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WannaCrypt予防対策法と削除ツール
今のところ
日本でWannaCryptの大きな被害が出ていない理由は、週末で社会の動きが止まっているからだと予想されます。
WannaCryptの予防対策法は、
メールなど外部からの情報の取り扱いに気をつけることが一番です。
知らない宛先からのメールはクリックせず、添付ファイルなども開けないようにしましょう。
そして、今しばらくは大丈夫だとは思いますが、
USBメモリーなどの外部記録媒体からの感染にも注意が必要です。
Wannacry, Virus Sakti Teroris Siber yang ‘Bikin Nangis’ https://t.co/lwDgcEKGir via @detikinet pic.twitter.com/ytDIPU1XAm
— detikcom (@detikcom) 2017年5月13日
日立製作所や日立金属など日立グループ会社でも感染被害に向けた対策がなされているそうです。
ちなみに
ここインドネシアでも早速Wannacryptの感染被害がでています。
私の会社でもIT担当者が社内インフラの再構築と問題解決で走り回っています。
それと、
Wannacryに感染してバックアップをとっていない場合にはリカバリーツールが出るまで暗号化ファイルを消さないように注意しましょう。
ランサムウェアと北朝鮮との関係は?
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ランサムウェアは北朝鮮の仕業?日本との関連性とウィルス感染対策は?
まとめ
いかがだったでしょうか。
ここインドネシアでもWannaCryptの感染被害が広がっているようです。
私の周囲でもパソコンに変な画面が出て動かないという声が先週くらいからチラホラと聞こえてました。
ランサムウェアなどのサイバー犯罪は国境や言語など無関係で行われるので、世界全体で対策していく必要がある問題だと感じた今日このごろでした。
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