ランサムウェアが週明けから日本でも猛威を振るっています。
このランサムウェアWannaCriptorが北朝鮮製ではないのかと疑問の声が上がっています。
そこで、今回は
ランサムウェア・ワナクライは北朝鮮の金正恩の仕業なのか、そしてWannaCryの意味や日本との関連性とメールなどウィルス感染対策にフォーカスします!
ランサムウェア・ワナクライは北朝鮮の仕業なの?
現在
サイバーセキュリティ会社のシマンテックやロシアのカスペルスキーなどが、今回のサイバー攻撃の北朝鮮の関与について調べています。
今回の世界的なサイバー攻撃は「ワナクライ」というランサムウエアが使われました。
この「ワナクライ」のコードが過去北朝鮮のハッカーグループのラザラスグループが使っていたものに似ていると考え調査に乗り出しています。
BBCニュース – 「ランサムウェア」攻撃に北朝鮮関与の疑いも https://t.co/pvq3a8CIdI
北朝鮮の終わりの始まり
新型ミサイル発射の件も併せて、大義名分は出来た— カミカゼ (@mynamekamikaze) 2017年5月16日
一方
同じくサイバーセキュリティ会社のファイア・アイ社は
”ワナクライと北朝鮮のラザラスグループの類似性は、そんなにない”
とコメントしていて意見が分かれています。
今回のサイバー攻撃で被害が大きい地域は、インド、ロシア、ウクライナ、台湾なので、北朝鮮が狙うはずの地域とは少しかけ離れているんじゃないかと個人的には思います。
もし、
北朝鮮が今回のサイバー攻撃に関係していたとすると、攻撃対象国は米国、韓国、日本などであることはまちがいないでしょう。
ただ、
インターネットの世界では国籍など関係ないので、ピンポイントの攻撃は使用言語などの選別以外は難しいのかもしれませんが・・・・
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日本との関連性とウィルス感染対策は?
それでは、今回のサイバー攻撃の北朝鮮と日本の関連性はどうでしょうか?
今までに日立グループや日産自動車などの日本の名だたる大手企業でサイバー攻撃の被害が続いています。
これについては、
世界的知名度のある日本の大手メーカーにサイバー攻撃を仕掛けることによって、社会的なインパクトを与えることを目的としていると言えます。
ただ、
これを北朝鮮のジョンウンがやったのかというと正直ビミョーです・・
日本でも現在のところ直接的な北朝鮮の関与が認められる証拠は今のところありません。
ランサムウェア「WannaCry」から見る北朝鮮の清貧っぷり pic.twitter.com/G81GIeKIKP
— 山谷剛史「中国のインターネット史」発売中 (@YamayaT) 2017年5月15日
続いて
現在世界中で猛威を振るっているランサムウェア・ワナクライのウィルス感染予防対策を見てみましょう!
今回の「ワナクライ」ウィルスはメールの添付データに仕込まれていることが多いようです。
なので、
- 知らないメールは読まない
- 添付データをむやみやたらに開かない
この2点を特に意識しましよう。
そして、万が一添付メールを開いてパソコンがウィルス感染してしまったら、ビットコインによる振り込みの文章など無視して画面を閉じてください。
今のところ
被害額は世界中で30,000USドルに満たない少額ではありますが、今後被害額も徐々に増えていくことが予想されるので引き続き警戒が必要です。
コチラで要確認
WannaCryの被害感染経路とウイルスバスター駆除!スマホの復元ツールは?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここインドネシアでは今月の初めくらいから「WannaCry」の被害が少しづつ出ていました。
そういった意味でも、
今回のサイバー攻撃は北朝鮮の組織がらみの関与はないのではないかと個人的には思います。
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