週刊住宅新聞社今日事業停止、破産申請したことが先ほどのニュースで明らかになりました。
今年の3月に同社の長尾浩章社長が死去されてから日が浅く、突然の倒産に驚きの声が上がっています。
今回は、長尾浩章さんの経歴と死因、そして週刊住宅新聞社の倒産の原因、妻睦子さんをはじめとした家族関係について見ていきましょう。
長尾浩章の死因と経歴
訃報 週刊住宅新聞社社長・長尾浩章https://t.co/SYIiSJooYp
急性心不全、57歳— Nob (@Nob_hsj) 2017年3月24日
まず長尾浩章さんの経歴について見ていきましょう。
長尾浩章さんは1982年に慶應義塾大学法学部法律学科を卒業し、大学卒業から3年後の1985年に週刊住宅新聞社に入社しています。
この3年間のブランクについて具体的な情報はありませんが、法学部ということもあり、卒業後司法試験などの国家資格の勉強をされていたのかもしれませんね。
この時の勉強がその後の不動産関連資格の書籍出版に役立ったのかもしれません。
長尾浩章さんは週刊住宅新聞社に入社後、不動産業界の専門紙「週刊住宅」の記者として働いたあと、入社からわずか4年で取締役に就任しています。
その後は常務取締役新聞局長や副社長を歴任して1999年から週刊住宅新聞社の社長に就任しました。
社長就任後も記者としての取材活動は継続したり、ＮＰＯ法人「相続アドバイザー協議会」の設立に参画したりと精力的に活躍されました。
長尾浩章さんは今年の3月13日に57歳で急死されました。
死因については急性心筋梗塞と言われています。
週刊住宅キャリアネットという人材紹介会社の設立や「不動産ビジネスカレッジ」副理事長なども務められ不動産業界に一貫して携わり業界に貢献された一生だったと言えるでしょう。
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週刊住宅新聞社の倒産の原因と残された家族は？
続いて、今日事業停止を発表した週刊住宅新聞社について見ていきましょう。
現在の週刊住宅新聞社の代表者は長尾浩章社長の妻睦子さんでい今後破産申請をする意向とのことです。
3月13日に長尾浩章社長の死去後は妻の睦子さんが代表に就任してM＆Aの可能性も含め事業継続を模索され続けていたようです。
週刊住宅新聞社は1955年創業の老舗出版社で、不動産業界専門紙の発行や司法書士や宅建など不動産関係の資格書籍「うかるぞ宅建士」シリーズや「うかるぞ社労士」シリーズなど発行してきました。
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しかし最近のIT社会の到来などの経営環境の悪化などにより、近年は経営状況が急速に悪化していたと言われています。
現時点での負債は約2億5000万円とも言われています。
そして
長尾浩章社長の家族関係については奥さんの睦子さんと娘さんがいるようですが、そのほかの具体的な情報はありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
週刊住宅新聞社の書籍「うかるぞ宅建士」シリーズや「うかるぞ社労士」シリーズは私が学生の頃にも本屋でも目立つ存在で何度か手にとった記憶があります。
経営者の急死により倒産に追い込まれてしまった形の週刊住宅新聞社ですが、今後の円満な破産手続きの進行とともに故長尾浩章さんのご冥福をお祈りしつつ筆をおかせていただきます。
