Facezamという超こわいアプリのリリースが予告され世界中が驚きに包まれました。
なんとスマホで撮影した写真からうつっている人のFacebookを特定するアプリみたいです。
今回はこのFacezamの仕組みと日本でのリリースの可能性に迫っていきたいと思います。・・・でもそのまえにこんなヤバイの本当に実在するの?
Facezamの仕組みと日本リリースの可能性
Facezamはスマホで撮った写真からFacebookのプロフィール画像を10秒かからず約70%の確率でマッチングするといわれるヤバイアプリです。
街中ですれ違った人に自分のプロフィールをダイレクトに見られる恐れのある最高に危険なアプリとも言えます。
もしストーカーが接近して自分の個人情報を収集されたら・・と思うと街を歩けなくなる人がでてくることも予想されます。
英国のTelegraph、Daily Mail、米Fortuneなどは紙面でFacezamを問題視し、SNSでは”プライバシーの侵害で危ない”、”Facebookの利用規約違反だ”と激しく非難されています。
Facezamって本当に実在するの?
しかし発表の翌日、Facezamの公式サイトは変えられ、なんと「デマでした」の文字・・・・オイオイ、エイプリル・フールじゃないんだぞ、いい加減にしろよ!・・といった声が世界中で上がっているのも無理のないことです。
夜のゴリ報 ▶ 写真に写っている人をFacebookのプロフ写真と照合し、特定できるアプリ「Facezam」は登場しない【更新】 https://t.co/D1N1KSwGUv
— g.O.R.i(gori.meの中の人) (@planetofgori) 2017年3月15日
なお、デマなので当然Facezamの日本リリースもありません。
もしこのアプリ本当に実在して日本リリースされることになったら相当社会問題になったことでしょう。
Facezamのデマを仕掛けた会社の名前と目的は何?
今回のFacezamのデマを仕掛けた会社はZacozoという広告会社のようです。
さらにZacozoがこのデマを仕掛けた目的は”どのようにクチコミが生まれるのかをリサーチするためのジョーク?!だったそうです・・・こんなのアリですか?世界は広いな大きいな〜・・日本では許されません・・絶対、社会に迷惑をかけた責任を取れとか言われることでしょう(笑)
まぁ、リサーチの結果、見事に”デマ”はバズりまくりましたが・・
ここで、デマを流した広告会社のZacozoのwebページに書かれた記載を日本文で見てみましょう
Facezamを心配している皆さんへ。そのアプリは存在せず、ローンチの予定もありません。これはZacozoによって作られた広報企画であり、アイデアを広める仕組みをどのように設計するかを示すものでした。喜ばしいことに、こんなフェイスマッチングアプリは、現在欧米には存在しません。
・・「コラコラ、”喜ばしいことに”じゃないだろ」といった声が世界中で上がっていることでしょうが、まぁ実害がないといえば実害はないような気がしないでもないので・・
デマを流した広告会社Zacozoってどんな会社
デマを流した広告会社Zacozoについて調べてみましたがアメリカの広告代理店ということくらいしか現時点ではわかっていません・・
・・そりゃそうですよね。
もしこの会社の所在地がネットで明らかになれば世界中から非難中傷を受ける恐れがあるでしょう。
「これはZacozoによって作られた広報企画であり、アイデアを広める仕組みをどのように設計するかを示すものでした」
最悪のやり方では。— しのはら (@violetfield0411) 2017年3月15日
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のFacezamのデマを仕掛けたZacozo社ですが、いかに言論の自由があるからとはいえちょっとやりすぎですよね・・せめてエープリルフールにやってほしい・・ってそういう話しじゃないんです!!
Facezamに振り回された今日この頃の世界でした・・