マネーの虎で一躍有名になった「なんでんかんでん」元社長川原ひろしさんは現在、催眠術師としても活躍しているそうです。
今回は、「なんでんかんでん」の閉店理由と川原ひろしさんの経歴や現在の仕事や催眠術師の年収などを中心にまとめてみました。
それと現在インドネシア在住なので、インドネシアのラーメン事情と日本との違いについても紹介していきます!
川原ひろしさん(なんでんかんでん元社長)ってどんな人?
川原ひろしさんは1964年3月13日に福岡市博多で生まれました。
日本に空前のとんこつラーメンブームを巻き起こした「#なんでんかんでん」の #川原ひろし 社長が禁断のしくじりを激白!#しくじり先生https://t.co/vO5p2F2hto pic.twitter.com/e6fUMNYN16
— ZAKZAK公式エンタメ部 (@ZAKZAK_entame) 2017年3月8日
祖父は明太子の「ふくや」の社長、父親は貿易会社の社長で幼少の頃から商売が身近にある環境で育ちました。
いわゆるボンボンですね・・
高校卒業後、歌手を目指して上京して音楽大学を受験するも不合格となり、その後シャンソン歌手としてステージに立ちながら漫才師のWけんじの弟子や司会、お笑いの仕事などいろいろなことしていたそうですよ。
この慌ただしい日々の中で川原さんは東京に「とんこつラーメン」がないことに気づきました。
この当時(1980年代半ば)東京では九州ラーメンの店はまったく無かったので、”東京でとんこつラーメンの店を出すと間違えなくウケる”と確信し環七通りに関東初の九州ラーメン店「なんでんかんでん」をオープンしました。
この「なんでんかんでん」、川原さんの狙いどおりにブレイクし一躍繁盛店の仲間入りをしましました。
そしてバラエティ番組の「マネーの虎」のトラとしてブレイクし辛口発言の新進気鋭の実業家として一躍有名になりました。
「なんでんかんでん」の閉店理由とは!
その後、「なんでんかんでん」の成功によって東京にも急速にとんこつラーメンの店が増えていき、今や東京のどこの駅にも九州ラーメンの店はあります。
このような時代の流れの中で「なんでんかんでん」はオープン当初は東京で数少ないとんこつラーメンの店だったのが、その後は東京でもとんこつラーメンは珍しくなくっていきました。
それと不景気の影響もあって売り上げが徐々に落ち込み2012年に本店、そして2015年までに他の店も全て閉店しています。
いわゆる時代の流れですね・・時代に合わせてやり方を変えて次の一手を打たないと行き詰るのは必然とも言えるのかもしれません。
しかし本当に閉店理由はそれだけでしょうか?
この他の理由について調べたところ
・なんでんかんでん渋滞が起こった
・無銭飲食が相次いだ
・近隣で臭いの通報が相次いだ
といったことも「なんでんかんでん」の閉店に関係しているようです。
インドネシアのラーメン事情
話しはちょっと脱線しますが
ここジャカルタでも”一風堂””や田ぶし”など数多くの日本のラーメン店が進出してきています。
ラーメンだけでなく日本人経営の日本食レストランが今、続々と進出してきている状況です。
それは川原さんが80年代の東京にとんこつラーメンを持ち込んだ姿と重なります。
ただ、インドネシアのラーメンはまだ進出後間がないので味の方は正直もう一つです。
日本人がラーメンの作り方を教えても作るのは本物のラーメンを食べたことがないインドネシアの人なのでちょっと味が変わってきます。
その点バンコクのラーメンは今や完成度が高く日本で食べるラーメンとそんなに変わりません。
その理由はタイは日本のラーメン店が進出してからかれこれ20年ちかく経つので味が洗練していったのでしょう。
こんど東南アジア各国のラーメン事情についても書いていけたらと思ってます。
川原ひろしの現在の仕事と催眠術師の年収はいくら?
川原ひろしさんは「なんでんかんでん」を始める前は司会や歌手といった芸能界の仕事をしていて現在もタレント事務所に所属し結婚式の司会や学園祭などで講演や歌をうたったりしているそうです。
そして10年以上前から催眠術師としても活動しテレビにも多数出演されているようです。
催眠術師の十文字幻斎さんに弟子いりして催眠術を会得し日本催眠術協会にも籍を置かれてるようです。
それと川原さん、手品もプロ級の腕前だそうで、彼のイベントでは催眠術、歌、手品、司会と一人何役もこなすエンターテイナーっぷりを遺憾なく発揮しています。
気になる催眠術師の年収ですが催眠術単体のイベントは少なくトークショーの一部でやることが多いようなので合わせ技での収入ということになり把握はちょっと難しいです。
また、こういった芸能活動と合わせて川原さんは現在「なんでんかんでん」を再オープンするべく資金集めなどの開業に向けた活動をしておりラーメン屋としての巻き返しを計画されてるようですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
川原さんの「なんでんかんでん」ですが、私的には東南アジアやヨーロッパで勝負されたらラーメン店、まだまだ勝機あると感じています。
ラーメンって今や世界的に知名度が国籍関係なしに人気の日本食の一つなんで・・
ここジャカルタで美味しい「なんでんかんでん」の豚骨ラーメンが食べられる日を楽しみにしている今日この頃でした。